第11回ASIA CUP(KOI SHOW2018)報告
2018.5.12
期間
平成30年5月12日~5月13日
場所
インドネシア ジャカルタ ICE (Indonesia Convention Exhibition)
主催者
11th ASIA KOI SHOW 第11回アジア錦鯉品評会JAKARTA,INDONESIA
参加国
インドネシア、中国、シンガポール、香港、マレーシア、台湾、南アフリカ、オランダ、オランダ、フィリピン。
参加者
セミナー参加関係者約80名 他外部聴衆愛好家約150名(錦鯉購入アンケート返答:33社)
1 参加の目的
インドネシアは錦鯉の一次ブームが過ぎ、他の東南アジア諸国に比べ市場の伸び悩みがあったが、現在の好景気の後押しにより第二世代の愛好家の錦鯉需要が高まり、今後の成長が期待できる市場であること、今後東南アジアの重要市場として同国で輸出促進のプロモーションを予定していること等の理由により、インドネシアの多くの愛好家が集まるアジアカップに参加することで錦鯉の輸出拡大に寄与する。
2 概要報告
今回の錦鯉品評会はその出品数においては世界最多であったが、出品数の多くを占めた小型のサイズの鯉はほとんどが現地産であることに対し、日本産は、中型以上の高級品に限定しており、安価で美しさを維持するには困難な現地産の小型鯉に比べ、大きく育っても美しさを維持できる日本産の鯉は富裕層中心に人気であり、今回の商談会でもこの秋冬のシーズンへの期待感が多くのバイヤーから伝わってきた。
来年の第50回記念全日本総合錦鯉品評会での商談会のPRもセミナーの中で行う事ができ、商談会だけでなくその後の産地での錦鯉販売もかなり期待できる。
3 セミナーの開催
別紙プレゼン資料により、錦鯉の歴史、飼育環境、防疫管理、輸出検査手続き等のセミナーを開催し、参加者は約230名であった。
4 今シーズン購入予定額調査結果
インドネシア 18社 2億4700万円
インドネシア以外 15社 1億5200万円 合計 3億9900万円
※成約は錦鯉を確認後決定される。