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シンガポール日本産水産物のＰＲセミナー・商談会を開催

2018.6.9

海外

シンガポールで日本産水産物のＰＲセミナー・商談会を開催

（開催概要）
店舗名：TAMPOPO　LOFT
住所：177 River Valley Road,　#01-23/24
Liang Court Shopping Centre, Singapore 179030
開催日時： 2018年6月9日（土）14：00 ～16：30
セミナー/試食会14：00～15：30.　商談会 15:30～16:30

今回のテーマについて　　　①みかんサーモン

「みかん魚」は、漁業とかんきつ生産の融合を目指す愛媛県宇和島市の(株)宇和島プロジェクトが開発した鯛・ブリ・銀鮭（サーモン）の3種で、フード・アクション・ニッポンアワード2015の商品部門（農林水産業分野）で最優秀賞を受賞している。魚類養殖生産量日本一の愛媛県でも銀鮭の養殖は史上初。宇和海の冬場の海水温は、銀鮭の養殖に適した水温帯（12～17℃）と一致する。みかんの搾りかすを飼料に混ぜると、リモネンなどの成分の効果により、血合い部分の褐変防止に加え、魚臭さの低減、柑橘系の風味で食べ易いなどのメリットが生まれる。

今回のテーマについて　　　②高鮮度冷凍魚

エタノール製剤による液体凍結の仕組み
液体凍結装置の凍結速度は、空気凍結の20倍、窒素ガスの８倍で、空冷式冷凍庫で１時間かかるものを数分で凍らせることができる。空冷だと細胞内の水分が100ミクロンの氷の結晶となり、細胞の壁（魚や肉の細胞の大きさは20～30ミクロン）を破り、ドリップ（旨み）が出てしまうが、液体凍結の氷結晶は５ミクロンなので、細胞を突き破らず、ドリップがほとんど出ないため、凍結前の味・食感を損なわない。