活動記録

Food TaipeiでのPRセミナー・商談会(2019年6月)

2019.6.19

海外

日時 2019年06月19-22日
場所 Taipei World Trade Center

主催者の発表によると、4日間の来場者は昨年より若干増え64,084名(昨年対比2.8%アップ)であった。海外からの来場者は8,047名(同2.9%アップ)。海外からのエリア別来場者は、多い順に(カッコ内は昨年の数字)中東含むアジア6,767(6,615)人、北米546(576)人、ヨーロッパ287(304)人、国別には、中国1,560(1,366)人、日本950(1,180)人、フィリピン754(603)人、香港612(686)人、韓国552(530)人、マレーシア550(639)人、アメリカ436(458)人の順。中国とフィリピンの来場者が大きく増え、日本、マレーシア、北米、ヨーロッパが減っている。出展参加企業数は1,301(1,079)社、参加小間数は2,787(2,197)小間。国内事業者は776(608)社、海外事業者+メディア525(471)社。 ジャパンパビリオンに出展した企業・団体は約140社で過去最多数であった。その中に水産品の企業は27社あった。
本協議会ブースのは、ジャパンパビリオンに2小間を確保し、(写真参照)ブース内に、調理台と、ネタケース、冷凍、冷蔵展示ショーケース各1台、商談及び試食用テーブル2セット、50インチモニター、パンフレットラック、常温品展示台、等を配置した。


▲ブース外観と出張者(左)/北海道の魚介類等を展示した冷蔵ショーケース(右)

今回の協議会ブースへの出展者は4社で、会社名と商談水産品は、①ニッスイ、養殖黒マグロ、帆立。②JCトレンド社 北海道の水産物、③日中商会 冷凍蒸し蛸等、④勝木食品工業 くるみ小女子、かつおくるみ。

4日間の会期中最初の3日間は1日2回、最終日は1回のセミナー及び試食・アンケートを実施した。初日と2日目は、会場のメインステージを使用して実施した。内容は初日は、ジャパンパビリオン開会式の後14:20からニッスイの賀家さんによる、“日本の完全養殖クロマグロ”と題して、①安全性、②資源への影響、③クロマグロの美味しさ、などについて、安全でおいしく資源にも優しい理由について判り安く説明した。

その後、昨年もお願いした、2019年World Sushi Cup Japan江戸前寿司コンペで3位入賞した Changシェフによる寿司のデモンストレーションと試食を実施しアンケートを回収した。2日目は、全水加工連の相馬さんによる、”日本の水産加工品“と題して、日本は、例えば魚を身だけでなく、頭や骨、卵巣や内臓まで、ほとんど無駄なく使い、それぞれの部位からどんな加工品が作られるか簡潔に説明し、加工技術を駆使したその製品の数は10数万アイテム以上と説明。ブースに立ち寄って試食をして美味しさを是非味わってほしいとした。

その後Chang シェフによる寿司デモンストレーションとアンケートを実施。今回のアンケートはステージで2回、ブースで5、回計7回の試食で、約500件回収でき、試食数に対する回収率は約9割と大変高く、真剣に回答していただいた来場者が多かったと期待している。現在分析中で、来月号に掲載予定。


▲日本の完全養殖黒マグロセミナー(左)/Changシェフによる寿司セミナー(右)


▲日本の加工品セミナー(左)/50席ほどの各席は満席(右)


▲ブースでのセミナーと試食準備(左)/ブースでの試食アンケート(右)


▲ジャパンパビリオン(左)/Taipei World Trade Centerメイン展示エリア(右)

« »